退職代行業者とは、依頼者に代わって勤め先へ退職を希望する旨を伝える退職代行サービスを提供する業者です。2017年頃から知名度が高くなり、それにつれて業者数も依頼者数もどんどん増えています。
もちろん看護師でも利用できます。以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひお読みください。
2019年4月に新元号の令和が発表され、迎えた5月のゴールデンウィーク。なんと10連休となりました。
看護師さんはシフト制や交代制がほとんどで、病院も営業しているため10連休とはならなかった方の方が多いかもしれません。
実はこの連休をきっかけとしてか、退職代行サービスの利用者が爆増したらしいです。
退職代行ニコイチという業者があります。GW明けの火曜日は、1日で30件の依頼(問い合わせ数ではなく、実際の依頼の数)があったと語っています。
これまでの月平均は200~300件の依頼とのこと。つまり、1日あたりで見ると3倍もの依頼数!20代が多く(8割ほど)、新卒の方がその半数を占めていたそうです。
2019年1月末に株式会社スリープラスが開始した退職代行サービス「プラスサービス」。こちらには2月で21件、3月は60件、4月は66件、5月はなんと160件!もともと右肩あがりということもありますが、5月の伸びは圧倒的にGWの影響ですね。
運送業、保育士、介護士、引っ越し業者が多く全体の2~3割を占めていたそう。
2018年7月に開始した退職代行サービス「SARABA」では、連休明けはやはり普段の倍以上の依頼がああったとのこと。
汐留パートナーズ法律事務所には連休明けに10件の依頼があったそう、こちらは弁護士事務所であるため、シンプルな退職代行ではなく有給処分や未払い給与の交渉なども対応しているのです。
そのため、単なる退職代行サービスとは違い、数も少なく普段は1日1件程度とのこと。それと比べるとかなり多いですよね。
GWでない普段も休日明けの月曜は依頼が多いそうです。
退職代行コンシェルジュの杉山さんは、GW明けの退職代行依頼が多い理由について、連休で自身の生活を見つめ直す期間が出来、その際に退職という選択肢も浮かび上がってきたのでは、と推察しています。
看護師さんは休日のスケジュールが勤務シフト次第となることが多いため、上で述べたように休日明けの月曜やゴールデンウィークなどの連休明けに退職代行依頼が偏るということは無いようです。
当サイト「Kango」では、退職代行を利用して病院を辞めた看護師さんへインタビューを行いました。いずれの方も休日明けというわけではなく、もう耐えられない、という時点で依頼したと語っていました。
ぜひインタビュー記事もお読みください。
2017年に一気に知名度が上がった退職代行サービス。2019年のGWに更に有名となりました。看護師さんでも問題なく利用出来ますよ。
上で紹介したインタビューも参考に、「もうこの病院は合わない」とお考えの方は退職代行サービスの利用を検討してみてもいいかもしれません。
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