看護師の伝説的なずる休み4選【日本から世界まで】変な理由も紹介

看護師のずる休み武勇伝やひどい話をまとめました。真似してはいけませんが、読まないと損をしますよ!w

イタリアではのどかにずる休み

2017年3月にロイター通信やCorriere del Mezzogiorno(ナポリの新聞)が報じたところによると、イタリアのナポリにある公営病院では、なんと看護師と医師を含めた総勢94名が、意図的に欠勤することを繰り返していたそうです。

そこまで多くの病院職員がどうやってずる休みを成功させていたかというと、実は病院のソーシャルワーカーが他のスタッフからIDカードを預かり、「出勤している」と記録していたとのこと。

ずる休みをしていた職員達は、特に大事な用事があったわけではなく、優雅にスポーツや買い物を楽しんだり、レストランで調理スタッフとして働いていた人などもいたとのこと。

もちろんこれが許されるわけはなく、そのほとんどが自宅謹慎や家宅捜索を受けたとのこと。患者たちからも、病院の対応の悪さが日ごろから噂されていたそうです。

ニッパチ闘争におけるボイコット

ずる休みではなく、ボイコットが日本で行われていた時期があります。

ニッパチ闘争とは、1965年に人事院が下した「夜勤は月あたりおよそ8日まで」「夜勤を1人の看護師に負わせることを禁止」とした判定に端を発する、看護師たちが自身の権利を守るために行った運動です。

これまで過酷な労働環境に身を置いていた看護師たちは、人事院の判定をきっかけに、病院がその判定に従うよう働きかけを行います。8日以上の夜勤を命じられた際はボイコットするなど、実力行使で戦いました。

ブラジルでは誘拐されて出勤出来ない

「誘拐されました、出勤出来ません!」と病院へウソの電話を入れた訳ではありません。ホントに看護師がギャングに誘拐されてしまったのです。

2018年2月にCorreio Brazilienseなどのメディアが報じたところによると、1月27日の夜に、リオデジャネイロにある国営の診療所から男性看護師2人が誘拐されたとのこと。犯人は、リオデジャネイロで最も危険な犯罪者として知られている「2N」ことトーマスとその仲間たちでした。

しかし、誘拐の目的は身代金の要求などではなく、リオデジャネイロ一角にある街「サルゲイロ」の貧しい住民へ黄熱の予防接種を受けさせることでした。トーマス達は注射器と黄熱のワクチンも盗んでいました。

男性看護師2人は住民へ予防接種をした後、診療所へ送り届けられたとのこと。

アルゼンチンではオペ中に自撮り

Suspenden a un equipo médico que se sacó selfies en plena operación https://t.co/UeT0iIPwJI https://t.co/drUsB0dA3z

ずる休みとは少し違いますが、勤務姿勢が疑問視された事件です。

ブエノスアイレスのSanJoséde Capilla delSeñor病院では、Lorena Olguinという女性外科医が自身のinstagramアカウント(@ lorenaolguin720)へオペ中の自撮り写真を掲載しスキャンダルとなりました。

彼女は、写真を撮ったのは自分ではなくポーズを決めただけで、いい写真だと思ったから共有した。と明かしています。

なお、その写真は既に削除されているとのこと。

アメリカでのひどい言い訳

アメリカのCareerBuilderという求人サイトがHarris Pollという業者へ委託して2016年8月から9月にかけて3,100名以上のフルタイムワーカーへずる休みについて調査を行ったとのこと。

看護師限定のリサーチではありませんが、その結果レポートで紹介されている「最もおかしなずる休みの言い訳」が面白かったのでこちらも紹介します。以下の14つです。

・オゾン(オゾン層で知られる、大気中にも低い濃度で存在している)に車のタイヤがパンクさせられた

・家の圧力鍋が爆発してしまい、そのせいでひどく怯えている妹を見守ってあげるため家を出ることが出来ない

・妻のいとこが飼っていたペットの葬式で、pallbearer(棺を担ぐ役割)を務めなければならない

・警察が突然テコ入れを始めたため、家を離れられない

・ドラッグディーラーに不利な証言をしたことがあったため、その密売人の友人に襲われてしまった

・髪を染めているが、生え際の色の違いがあまりにもひどいため美容室へ行かなければならない

・ツナと間違えてキャットフードを食べてしまったせいか、とても体調が悪い

・飼っているラマが調子が悪く面倒を見なければならない

・脇の毛を処理しようとしたところ薬剤で化学やけどを負ってしまい、自身の意思では腕を下げることが出来ないため

・人生を賭けてボウリングをしているため、職場へ行けそうにない

・家で超ド級のトラウマとなるクモを見つけてしまったため、それを処理するまで外出できない

・他にやらなければならないことがあったから

・誕生日ケーキを食べすぎてしまい、調子が悪いから

・アヒルに噛まれてしまったから

みんなの意見・口コミ

虚偽の理由で忌引休暇を取るのはダメだけど、「有給を取るのが言いづらかった」という動機の人に「ずる休み、忌引休暇を悪用」という見出しはどうかなと思うよ、道新。消防士とか医者とか看護師とか日々命と向き合ってる人こそちゃんと有給を取れるシステムであってほしい。

最終カンファで「どんな看護師になりたいか」を発表させられるんだけど、とりあえず①人殺さない②ずる休みがきかない社会でたくさんの現場を見送れる精神力を持った看護師③ジャニーズ>仕事ではなく、ジャニーズ=仕事どっちも大切にできる看護師 くらいしかこの腐った脳みそでは考えっれない。

看護師7年目初めて仕事ずる休みしたぁ(:_;)なんだかもうだるくてだるくてー電車のって行ける気分じゃなかったんだもん…

50歳すぎて常勤なのに仕事しょっちゅうずる休みする人がいるのね。有給とれるようになったとたんにしょっちゅう休むのね。その人休んだら看護師は私一人なのね。10時間立ちっぱなしなのね。つぶやいても仕方ないけど…。看護師であんな責任感ない人初めて見た。。疲れたー今日。。ほんま疲れた!

口うるさかったおばはん看護師が新しい師長が嫌だからとずる休み四日め。まじでわけわからん。人にギャーギャーゆー奴ほど非常識人間。これで来たら呆れるわ。うざっ

もう疲れた。なんで看護師になっちゃったんだろ。やめたい。仕事中、泣きそうになるし明らか情緒不安定。ずる休みしちゃったら休み癖つくしなぁ。はぁ…やだやだ(T_T)

明日は(も?)ずる休みして、心を休めようと思います。病院に行って診てもらったほうがいいかなー。今はまだ大丈夫だけど、またあの時みたいになると危なそうな予感です。認定看護師は心の風邪ひくひと多いみたいです。

壮大なずる休みエピソード【総括】

「ちょっと風邪ひいちゃって...」が可愛く見えるほど壮大なずる休みをいくつか紹介しました。日本だけでなく、世界でも仕事を休みたい人は大勢いるようです...

基本的にはずる休みをしてはいけませんが、精神的に追い詰められていたりする場合は無理せず信頼できる人へ相談しましょう。転職や引っ越しで、周りの環境を変えてみるのもおすすめです(^^♪

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